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パソコン見ずにワタシ見て【放射線後2年半】 [ ☆[チチ]術後の検診]

手術から始まった怒涛の初期治療は放射線が締めくくりだった。
今もホルモン療法は続いてるけど
あの治療と比べちゃうと、気持ち的には無治療に近い。
副作用は地味ーーーーーにじわーっと、でも確実にあるけども。

その放射線治療が終わってから2年半。
この間、半年ぶりの定期検診に行ってきた。

いつもは乳腺専門クリニックに行ってて
そこは検診で来ているらしき人か
ワタシのようにフォローアップで来ている人がほとんどなので
なんとなくほんわりした空気が漂ってる。
点いているテレビもフ○テレビだったり○本テレビだったり。

でも、放射線科はまさにがん治療真っ最中の人ばかり。
ワタシのようにぽへーっと呑気な人はほとんどおらず
なんとなく緊張感が漂ってる。
点いているテレビは天下のN○K。いのっちが笑っておる。
通ってた頃も、毎日いのっち見てたっけ。

ここはあの頃と変わらんなー・・・と思ってたけど
変わったものがひとつ。

放射線科のK先生!
初めてお会いしてから2年7ヶ月。

初めてワタシの顔見て話してくれた!!\(^o^)/

K先生は患者間では「画面と会話してる」でお馴染みの先生。
電子カルテ入力が苦手らしく、ぽつりぽつりと雨だれタッチ。
入力に一生懸命すぎて、パソコンに向き合ったまま
「どうですか?」と聞いてくるのが今までの常だった。

それが!
パソコンじゃなく、初めてワタシの顔を見て「どうですか?」と
言ってくれたのだ。これは事件です(笑)
半年ぶりに会ったK先生、明らかに入力が速い!
ぽつりぽつりがぽちぽちに進化してる!
人は着実に変わるんだねぇ。えらい感激してしまったわ。
ま、その後は8割方画面に向かって会話してたけど(笑)


放射線科の診察は、「かわりないです」と自己申告制。
一応先生の視診だけはあって、結果をK先生がぽちぽちと入力していく。
入力している画面をのぞき見。

・特に変わりなし←自己申告(笑)客観的要素まるでなし。
・右胸の方が大きい←まだむくんでるらしい。素人目には違いがわからん。
・色の違いがある←うっすら黒く残ってる。ここまで来たら一生消えなそう^^;

そんなわけで、何事もなく、次回はまた半年後。
先生の入力がぽちぽちからカタカタへ進化して
パソコンよりもワタシを見る時間が長くなることを期待。



肋骨が痛いとか、二の腕がパツパツに張るとか
頭痛が続くとか、目の焦点が合わないとか
今もいろんなことがあって、その都度モヤモヤドキドキする。
それでも「まあ、なるようにしかならん」と
心のどこかで思えるようになった自分もいる。

人は着実に変わるのだ。きっとね。


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