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チチ切り記録~手術当日~ [ ☆[チチ]手術]

まもなく、手術から3ヶ月。時の経つのは早いもので…(汗)
もっと早く書くつもりだったのに。
そろそろ記憶が薄くなってきそうなので
ここらでひとつ書いておきます。

自分自身の記録として。長いです。
チチ切り(手術)当日のお話。

 

 

09年7月7日(火) 朝イチ9:00手術。

5:00に目が覚める。前日21:45に寝てれば当たり前か。

6:00 検温
 前日、下剤をもらったのに全然出ない。
 このままだと浣腸なのか!とドキドキする。

7:30 着替え
 パジャマから、病院で借りた浴衣に着替え。
 パンツ以外の下着はつけず。
 血栓防止の白いハイソックスで、気分は入学式。

8:00 夫と義父が来る
 ハイソックスを見て笑われる…

8:30 RI検査室(放射線マークの部屋)へ
 センチネルリンパ節生検の準備。
 放射性同位元素注射のため、RI検査室へ。
 何故か看護師さんが付き添ってくれる。
 注射がちょー痛いので
 「辛かったら、戻る時は車いすでもいいから」ということらしい…。
 マジっすか…^^;
 ※センチネルリンパ節生検とは…
   これ、結構わかりやすい図が載ってました↓
  
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/sa4a1801.htm


8:35 放射性同位元素注射
 右乳首に注射!ひー。
 でも、針を刺されても大して痛くない。
 「痛いのはここからだからー」という先生。
 液を入れると、じわわわわ~~~~っと
 チチ全体に痛いのが広がっていく感じ。
 …まあ、痛いけど。これで終わり?想定範囲内。
 
 待っていた看護師さんに「余裕でした♪」と言ったら驚かれる。
 もんのすごく痛いのを想像しておくと結構平気なもんだ。

8:50 手術室へ
 元気だから歩いて行くのかと思ったら、ベッドのまま運ばれる。
 戻ってくる時は歩いてこられないから、だそうで。
 ごもっとも(笑)
 
 手術室入口で夫と義父に手を振って、いざ出陣。

 手術室で髪の毛をまとめ、キャップをかぶる。
 青い布をかけられ、浴衣と下着を脱ぐ。
 裸にハイソックスだけってすごい状況(笑)

 ベルトコンベア的なものに乗せられ、手術用のベッドに移動。
 
 おおおおおっ!手術室っ!
 ドラマとかで良く見るけど、入るのは初めてだー♪
 色々見たくてしょうがないのに見えない!
 ワタシの視力は0.03。くそーーーー。これだけは心残り。
  
 いよいよ麻酔。
 どんだけ意識をたもてるか頑張ってやろうと
 変な気合いで麻酔に臨む。眠らなきゃ痛いってのに(笑)
 
 麻酔の先生がマスクを準備。
 「マスクかけますねー」と言われたとたん、マスクが顔に落下(爆)
 このマスクから入ってくるもので眠くなるのかと思っていたら違ってて。
 点滴に白い液体の注射器を接続…
 「はい、眠くなりますよー」
 の「よー」を聞いたか聞かないかのうちに、意識シャットダウン。
 
 それはそれはもう、ドラマみたい。
 視界がゆらゆらほやほやしたと思ったら、真っ暗闇。
 
 …落ちるの早すぎないか、自分。
  気合いはどこに行った?(笑)


12:00頃 手術終了→病室へ
 「起きなきゃ!起きなきゃ!」っていう夢を見て、目が覚めた。
 「終わりましたよー。手を動かしてください」
 言われた通り、手を動かす。
 のどに入っていた管をはずしてもらう。

 あー、でもまだ眠い。
 眠いけど気持ち悪い。
 気持ち悪いけど眠い。

 手術室を出たところで、夫と義父が待っていた。
 いえーい。
 でも、眠い。ぼんやりぼんやりぼんやり。

 管だのコードだのがいっぱいつながってる。
 顔に酸素マスク。
 胸に心電図の端子。
 指先に酸素飽和度を測る機械。
 左腕に点滴。
 右胸に手術創をガードするようなもの。
 そこから、管(ドレーン)が2本。

12:30 病室
 目が覚めてきた。
 挿管していたせいでのどが痛くて声が出ない。
 結構いい感じのハスキーボイスだけど、このままだったらちと困る。

 夫に、話を聞く。
 センチネルリンパ節に転移あり。
 そのため、右腋の下のリンパも取ったと…そっか…。
 
 手術で取ったものの写真を見せてもらう。
 先生の説明の時に、絶対撮らせてもらってよ!!と
 お願いしておいた写真。
 うあーーーーっ。こんなに取ったんかい!!ビビる。
 温存って言っても、こんなに取ったら形変わってるよー(T_T)
 (写真、すごく小さく加工してアップしようか迷いましたがとりあえずやめときます。
  いったん載せてみたらちょいと衝撃的だったので…)


 15分に1回、30分に1回、1時間に1回…
 だんだん間隔はあくのだけど、検温・血圧・ドレーンの確認に来る。
 夜中も。
 
 夜になってものどが痛くてハスキーボイス。
 ずっと寝てるからピキピキ腰が痛い…
 腰の痛みと検温で、ほとんど眠れずに夜を過ごす。
 

今日は七夕。
天気どうだったのかなぁ。
などと思いつつ、手術の日は過ぎていったのでした。





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コメント 20

nal

JOHNさんの文体ですと元気マンマンな体験日記みたいに読めてしまうのですが、我が事と置き換えてみるとやっぱコワイです。
おつかれさまです。JOHNさんだからこそ、読みに来れるのかもしれないです。我が身もちゃんと気を付けようっと。

by nal (2009-09-26 11:29) 

JOHN

♪nalさん
元気マンマンな体験でしたよ!
手術自体は眠っている間に終わっちゃいますしね^^
局所麻酔だったらもっと怖いかも。でも、ネタ的には面白いかも(おい!)
自分の体は自分で守らなくちゃです。気を付けてくださいね^^
そして、万が一病気になっちゃったら気合いで治療する、と(笑)

by JOHN (2009-09-26 13:27) 

kumami

あら~!順番は違うけれど手術をした時期はワタシと殆ど同じなのですね!だけど病院が違えばやっぱり色々違うんだ・・・・。
ワタシはマスクをかぶされてすぐに意識が遠くなったけど、ほんとはその後ろで点滴に麻酔を入れてたんですね~。
「眠くなりますよ~」とか言われなかったし。
あ・言われる前に寝ちゃったのか?!
by kumami (2009-09-26 14:37) 

ぷぅちん

なんだろう、がんの手術だというのにソックスで笑っちゃったり
余裕です!と答えちゃうJOHNさんに笑っちゃったりしました。
明るいなぁ強いなぁ(〃∇〃)
by ぷぅちん (2009-09-26 15:23) 

Tad

手術で摘出したものを見せてくれるのは絶対に辞退したい性質です( ̄▽ ̄;A
でも自分のじゃないけれど、今までに2回じっくりと見せられたり持たされたりしました(;_; ))(( ;_;)
by Tad (2009-09-26 17:44) 

moonrabbit

あんまり見たくないかも・・・(^^;
ハイソックスのみは、変なマニアが喜びそうな風景ですね。 <ぉぃ
麻酔は局部しか経験ありません。
麻酔が切れた後の痛みや違和感が怖いですよね。(--;

by moonrabbit (2009-09-26 18:54) 

mei

私は1時開始だったので、夕方に終了しました。

血栓防止のストッキングと紙パンツ姿。
思い出します・・・(笑)

あの、麻酔の瞬間ってやつはすごいですよね。
ほんとに夢を見るんだ~って思いました。
職場で仕事してる夢を見てて、職員さんに名前を呼ばれて
振り返ったら、目が覚めて、
私を呼んでたのは、ドクターだったという。

私が手術で取ったものは、
両親と、なぜか伯父さんと伯母さんが見て説明受けてました。

夕方終了だったので、同じように一晩眠れず
朝を迎えましたよ。
朝には、歩いてトイレ行かされてましたけどね。

by mei (2009-09-26 21:10) 

あうりん

ストッキングの話までは聞いてましたがその後の様子が
よぉく分かりました。
前と変わらない今のIOHNさんからは想像出来ませんが
しっかりドラマでよく出てくるような手術シーンを体験したのですね。
by あうりん (2009-09-26 22:17) 

eddie

基本、気合いですよね。でも眠さには勝てない?
僕は先日の手術、しっかり自分の指先、というか爪を切られる瞬間起きて気合い入れまくっていました。全然痛くなかったけど。
でも、手術なんて受けずに済ませられるカラダでいられることが一番ですね。
今後の治療を頑張って、これっきりの手術にしてくださいね。
by eddie (2009-09-26 22:46) 

あゆゆ

『裸にハイソックス』
の時点で、萌え死ぬかと思いました。

あぶなかったです。
by あゆゆ (2009-09-26 23:08) 

わーこ

弾性ストッキング 私もはきましたよぉ 
確かに小学生だわっ(苦笑)
手術と 術後の経過、大変でしょうけれど
この後 どんどんよくなりますように・・・
取り出したブツ 私も 絶対に見たかったので
主人に 写真、お願いしておきました
ただ先生もわかっていて
マス目のついた容器の上でちゃんと撮っておいてくれたので 
大きさもわかって 良かったです
(退院前の先生とのお話の時間に見せてもらいました)
だって 自分の身体だもんねー! 
ところで 
タイミングよく 
5000ナイス 踏ませて頂きましたぁ
なんだか嬉しいです
ありがとうございます♪(≧▽≦)
by わーこ (2009-09-26 23:32) 

柴犬陸

JOHNさんの表現が的確で、臨場感がビシバシ。
それでドキドキ、なぜかハラハラ。
こんな表現ばかりですみません。
でも、七夕だったんですね。
by 柴犬陸 (2009-09-26 23:36) 

satomi

本当に ドキドキします
改めて お疲れ様でした 無事に済んでよかったですね 
by satomi (2009-09-26 23:47) 

浜松自宅カフェ

もう3ヶ月になるのですね!はやっ!
そんな感じで治療後も時間が経過しちゃうんですよね~。
by 浜松自宅カフェ (2009-09-27 01:14) 

kimiko

さすが、記憶が鮮明ですねっ!
ワタシも半年くらいは、結構はっきり憶えてたんですが、今は...朧げ?^^;
麻酔はワタシと方法が違うのかなぁ。。点滴に注入と笑気ガス併用したと思うんだけど、25までは数えた記憶が...(笑)
by kimiko (2009-09-27 08:16) 

JOHN

♪kumamiさん
kumamiさんは術前化学療法ですよね。
手術は7月だったんですか???
眠くなるのは、もしかしたらマスクの方なのかも…
と今にして思うのですがどっちなんだろう。
今度忘れなければ外科の診察時に聞いてみようかなぁ。
っていうか、外科の診察あるのかしら(笑)

♪ぷぅちんさん
手術は、面白い体験でした。1度でいいですけどね(笑)
ナチュラルハイてんこ盛りの1日でした。

♪Tadセンセイ
どっちかというと、男性の方がそういうの苦手みたいですね。
2回の手術は奥様でしょうか。本人よりも家族が大変だと思います…
by JOHN (2009-09-28 23:14) 

JOHN

♪moonrabbitさん
ハイソックスのみ、ってすごいですよね、ほんと(笑)
局部麻酔はマンモトーム生検の時、経験しました。
ある意味、全身麻酔より怖かったです…

♪meiさん
夢はいつから見てるんでしょうねー。
実感としては、ほんの一瞬で手術終了でしたから
目覚めるほんのちょっと前に夢を見るのかなぁ。

meiさんは離床が早かったんですね!
すぐに動けるもんだと思っていたし、元気だったので
寝たきりの腰の痛みったら!
腰がもげちゃうかと思いました(笑)

♪あうりんさん
手術室はドラマチックでした。
いや、ワタシ的にはコメディチックでした(笑)
by JOHN (2009-09-28 23:21) 

JOHN

♪eddieさん
薬の前には、気合いなんて全部ぶっ飛んじゃう感じでした。
薬って怖いなぁと思いましたよ。
手術はこれっきりの予定です。もうおなかいっぱい(笑)

♪あゆゆタン
やっぱりそこに食いつきましたね(爆)

♪わーこさん
5000ナイスありがとうございました!
まもなく術後3カ月なので、かなり元通りになってきました!
取り出したものは、やっぱり見たいですよね。
ワタシは取り出してる瞬間でさえ見たいと思ってました(変)。
by JOHN (2009-09-28 23:28) 

JOHN

♪柴犬陸さん
おほめいただきありがとうございます!
七夕だったんです。確か17:00~病院1階ロビーで
七夕コンサート(病院スタッフの合唱とか)がありました。
もちろん、見に行けてません(笑)

♪satomiさん
ほんと、無事に済んで良かったです。
全身麻酔から戻ってこられなかったらどうしよう、と
ほんの少しは心配してましたから。

♪浜自カフェさん
早いです。
振り返ればあっという間のような気がします。
1年後、2年後、5年後、10年後…
「早かったな」と思い返す日が今から楽しみです。
by JOHN (2009-09-28 23:34) 

JOHN

♪kimikoさん
いや、実は記憶は微妙なんですよ…
入院中ヒマだったので、毎日小さいノートに記録つけてたんです。
それを見返しながら書きました。ほぼ原文のところもあります^^
麻酔は、びっくりするくらいあっという間に落ちました(怖)。
数を数えるもんだと思ってました。はい。

♪sonicさん
 かいさん
nice!ありがとうございますっ
by JOHN (2009-09-28 23:38) 

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