背筋が伸びる曲：シゴトはつらいよ【改】：SSブログ

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背筋が伸びる曲　[過去のシゴト] [編集]

巷ではクラシックが流行っているらしい。
そんなことを情報番組で特集してた。

リラックス効果もあるし、
ちょっと聞いてみようかとも思うけれど…
ひとつだけあんまり聴きたくない曲がある。

披露宴で使う曲、今は新郎新婦が好きな曲を選んでもらうようになっている。

１５年ほど前、結婚式のサービス（配膳）をしていた頃は
結婚式、披露宴は「選ぶもの」ではなく、
決まった形のセレモニーでしかなかった。

当然、かける曲もおおよそ決まっていて、
特に迎賓（ゲストが入場してくるとき）の曲は毎回同じ。

テーブルの最終チェックが終わって、照明が変わって
制服の乱れを直して、トーションを腕にかけ、
自分の担当テーブルの近くに立つ。
今日の料理を頭の中で反復し、深呼吸をひとつ。
心地よい緊張感。

黒服のキャプテンが
「お客様入るよー！今日もびしっと行くぞー！」

そして、音楽　～♪

ビバルディの四季より「春」。

今でも、この曲を聞くと思わず背筋が伸びる。
ちょっとドキドキする。脈拍が上がる。
パブロフの犬状態。
刷り込まれたものっていつまで経っても消えないみたい。
１００回／年は聞いてましたから。

この曲だけはもー、一生分聞いた。
リラックスなんて絶対できない（笑）

2005-07-04 10:59 nice!(4) コメント(8) トラックバック(0)
共通テーマ：音楽

nice! 4

ビバルディの“四季”と言うと通っていたコンタクトレンズ屋に
併設していた眼科の待合室でいつも花畑映像ビデオで流れていて
毎回２時間待たされていたイヤ～…な思い出が蘇ります。
なんとなく「諦めの境地」に入る曲かも(笑)

今日、勉強になったのはホテルの給仕の方が腕にかけている
あの布は“トーション”と言うのですね！
あれを見ると「ホテルでゴハン(←この辺が庶民丸出し)だ～！」と思います♪
by mamika-doll (2005-07-04 13:08)

披露宴の曲決めるの、一番苦労しました…。でも、今思えば自分たちらしい曲を選べて楽しかったです。
そういえば、ビバルディの四季「春」、はお勧めリストに入っていました。
昔からお勧めだったんですね。

そうそう！カフェのアルバイトを始めて、あの白い布をトーションと呼ぶことを知りました。かっこいい名前…（でもめいっぱいグラスとか拭いてるけど）

** 追伸 **
ひょんなご縁から、私のところへ Music Baton なるものがやってきました。
もしよろしければ、ご参加いただけると嬉しいです。
http://blog.so-net.ne.jp/hanamizuki/2005-07-05
by hanamizuki (2005-07-05 11:45)

背筋が伸びる音！
それは、鐘の音です。
永平寺の鐘の音は、特に緊張します。
あの、周波数が、脳にしみこんでいるようです・・・。
by 袋田の住職 (2005-07-05 13:47)

ビバルディの春を聴くと、昔やっていたマージャンゲームを思い出す・・・あー、情緒がなくてごめんなさい！！
by tyokyori-sousyano-kodoku (2005-07-05 20:19)

>mamikaさん
そんな思い出があるのですね。有線でも流せばいいのに…
我が家の近所に西友があり、よく買い物に行くのですが、
西武が優勝した時にずーっと♪おーおーおーラーイオーン♪と、
松崎しげるの歌が流れてまして、ついには歌えるようになりました。
買い物しながら口ずさんでいる自分に赤面！

トーション、勉強になりました（笑）？
何語なのかわかりません（爆）

>hanamizukiさん
「春」はおすすめです。迎賓に使っていただきたかったです（笑）
今は自由に曲が選べて楽しいですよね。
私は自分の時に選んだ記憶がなく、
適当にシンセサイザー奏者の人が弾いてました。

「musical　baton」、実は別の方からも回ってきておりまして
個人的には「げげ、どうしよう…」なのですが、せっかくなので
これから記事を書きます。何だか恥ずかしいです…(>_<)

>袋田の住職さん
鐘の音！住職さんのお寺でも定時に鐘を撞くのですか？
一度だけ除夜の鐘を撞きに行ったことがあります。
きりっとした気持ちになりました。
by JOHN (2005-07-05 20:23)