さんきゅーさんきゅー

「おはよーーーーーーっ！」

どたばたどたばた…

「おにいちゃんが悪いんでしょっ！もーーーーーっ！」

どたばたどたばた…

何だか階下がにぎやかだと思ったら、本日は埼玉県民の日でありました。
学校お休み。甥っ子軍団が朝から襲来。今もどたばたしています。
今日、TDLで見かける子供の多くは埼玉県民のはず。
学生の頃はこの日が楽しみだったなぁ～。

＊＊＊

閑話休題。

おかげさまで39周年。
「祝ってもらうような年じゃないよー」と笑ったら
「ここまで健康で何事もなくこられたことだけでもお祝いに値するでしょ」と
言われました。ほんとに、その通り。
健康のありがたさを実感させられる出来事もあって…
今元気で笑っていられることを心から感謝。

今年の誕生日は日曜日。当然シゴト。
気がつけば23:30。その日のうちに家にはたどり着けず…。
そんな1日。

メールや手紙を送ってくれた友達、お客様。
ひとつひとつに元気をもらいました。ありがとう。

当日着くようにプレゼントを贈ってくれた遠くの友達。
きれいなグラスに癒されました。ありがとう。

♪ハッピィバースデー♪を歌ってくれたシゴトの仲間達。
微妙なハーモニーがツボでした。ありがとう。

忙しい中会いに来てくれた友達。
いつもパワーを分けてもらってます。ありがとう。

気遣ってくれる家族。
感謝してもし足りません。ありがとう。

私を支えてくれているたくさんのたくさんのみんなに感謝。

たくさんのお祝いをありがとう。

そして、前回の記事にたくさんのnice!とコメントをいただき
ありがとうございました。レスは、ちょっとだけ待っててください。
ブログを通じてたくさんの元気をもらっています。ありがとう。

いつまで経ってもオトナになりきれない私ですが、
これからもよろしくお願いします。

39歳。
周りの人にさんきゅーをたくさんたくさん伝えられるように。
色々なことに挑戦し、感謝して生きていく1年にします。

こんにちはとおめでとう

　TITLE：おげんきですか？
　ご無沙汰です。元気ですか？
　お変わりありませんか？

H先輩からのメール。
年賀状のやり取りはしているがメールは2年ぶり？
クールなH先輩らしく何ともあっさりしたメール。
しかも、2年ぶりのメールの内容がこれである。
ツッコミどころがない。なんなんだー（笑）

でも、2年ぶりにメールをくれたということは
何かあったのかな？と思って、電話をかけた。
電話なんて3年ぶりくらいだ。

「お～、実は子供が生まれただよね（遠州弁）。
女の子。周りはみんなオレに似てるって言う。
年取ってできた子は可愛いって言うけど、ほんとだわー」

えええええええっ！！！
クールな先輩の言葉尻がデレデレである。

H先輩は浜松でめちゃめちゃお世話になった先輩だ。
勉強を見てもらったり、食事に連れて行ってもらったり、
（ビンボー学生だったので、栄養補給という名目で）
シゴト上では書ききれないくらいのフォローをしてもらい、
プライベートでとっ散らかっていた時も
たくさんパワーをいただいた、今でも尊敬している人である。

H先輩と最後に会ったのは6年前。
友人の結婚式二次会で。
先輩はその時結婚8年目くらいだったか…
「うちはオレが原因で子供できんもんでさー
　老後はハワイに移住してのんびり暮らすよ」
って言ってた。確かに言ってた。

そのH先輩ご夫婦に子供が＼(^o^)／

詳しいことは聞かない。
多分、色々あったのだろうから。
だけど、デレデレのH先輩の声、とてもとても嬉しかった。
ほんとに嬉しくて、可愛くてたまらないんだろうなって。
相当ご無沙汰している私にまで報告したくなっちゃうくらい
嬉しいんだろうな、って。

お名前は、KARINちゃん（もちろん漢字）。
「お寺でつけてもらった名前」
そんなところも、H先輩らしい。

「写真、絶対送ってくださいよ！！！！」

ほぼ強制的に言って電話を切った。
KARINちゃん、こんにちは。
H先輩のところに来てくれてありがとう。
そして、H先輩おめでとう！

いつか、KARINちゃんの顔を見に行こうと思う。
いや、デレデレのH先輩の顔の方が楽しみ、かな。

いつまでもオトメちっく

静岡県浜松市。

私の第二のふるさとである。
実際に住んでいたのはたった4年弱だけれど
思い出はその何倍もある。

一人暮らしを始めて、家に帰りたくて
寮の窓から見える新幹線に涙してた頃。
学校で6人の仲間と出会った。

ホテルで一緒に働いて、いつも一緒に遅刻したMY。
落ち着いてるのに時々とんでもないことを言い出すS。
天然ってこういう人の事なんだとわからせてくれたK。
いつも元気で絶妙なツッコミがたまらないT。
お嬢でぽわーんとしてるように見えてしっかりもののMW。
小さくてかわいいのにきっつい遠州弁にびびったC。

先生のテーマソングを作ったり、
青春18きっぷで旅したり、意を決して？ディスコに行ったり。
ちょっとの地震に大騒ぎして、雪が舞ったら喜んで
勉強した記憶はどこへやら、専門学校の2年間。
この仲間には天然系が多くて、妙な具合で会話が進んでいく。
私はそれがおかしくて大笑いしてた。
浜松は天然系の産地なのかも知れない。きっとそうだ。

そんな仲間達に会ってきた。

初めて出会ってから約20年。
周りからは「おばちゃん」と言われる年になっている（涙）。
20年の間にはそれぞれ色んなことがあった。
海外でのシゴト、結婚、離婚、大切な人との死別、
出産、就職、入院、資格取得、免許取得などなど…
子供が中学生だったり、責任のある仕事をしていたり、
きっと世間的には十分すぎるくらいオトナな私たち。

でも…

会うと昔に戻る。
学生時代の話、それからの話…
どんなに話しても尽きることがない。
みんな、相変わらずの天然っぷり。
20年経っても全く変わらない、ツッコミ具合。
浜松はやっぱり天然系の産地なのだ。間違いない。

ほんの少し、オトナを夏休み。
オトメに戻ってあの頃の笑顔で語り合おう。
また、来年も。

◆ちょっとCM◆

今回の会場は、藤枝駅徒歩7分のキャセロール。
友人Cのご主人がオーナーシェフをしているお店。
気軽に立ち寄れるフレンチのお店です。

前菜でこの豪華さ！季節に合わせたメニューでおもてなし。
料理はもちろん、パンやデザートまで自家製！
贔屓目なしで、めっちゃ美味しかったです！！！

どうぞ藤枝にお立ち寄りの際は、行ってみてくださいね～＼(^o^)／

＊＊＊

＜おまけ＞
こちらにもお邪魔～！さて、どこでしょう。

柔らかな光と風、天竜杉の爽やかな香りが迎えてくれます。
ずっと座っていたいと思う空間でした。
本格オープンが楽しみですね。

夜はこんなのを食べてきました。

浜松市東田町のきん魚。
料理のおいしさはもちろん、スタッフのあたたかい接客がすばらしい！
おもてなしをしよう！という心意気の感じられるお店。
浜松駅からは若干離れていますが、お近くの方はぜひどうぞ♡
幻の魚、イトウも食べられるらしいです。

会う会う会う

＜会う：１＞

七夕の前の日。
私は川をひとつ越えて大都会にいた。
ビルの51階。
都会の明かりをずっと下に眺めることができるレストラン。
吸い込まれそうな夜景の中で
食べながら飲みながら、ステキで楽しい時間。

初めて会うのに、色んな事を知っている相手。

　　　　文章は人なり。

そんなことを実感した約3時間。
またこの人たちと会って話したいなぁと思う。
年が違っても。
応援している球団が違っても。
私ひとりコスメの話題についていけなくても（笑）

とにかく楽しかったっす！！！ありがとう。また♪
Mさん、Nさん、Hさん♡

＊＊＊

＜会う：２＞

3年前のこと。
Nさん（お客様）と偶然会った。

地元で働いているので、ひょんなところでお客様に会うことがある。
駅で、ショッピングセンターで、会社の行き帰りで。
仕事中はそれなりにスーツできちんとしている私。
ゆえにだらだらの私服で会ってしまうのは嬉しいような恥ずかしいような。
場合（服装）によっては、こそこそ隠れてしまったりもする^^;

でも、Nさんと会ったのは…

北海道。レンタカーを返却して空港へ向かうバスの中。

に、逃げも隠れもできませんっ

こんな時の正しい対処法、

「ひたすら笑う」

…夫まで紹介してしまったよ。あー、恥ずかしい…

その後、Nさんとは会ってない。
北海道で会う確率よりも地元で会う確率の方がどんだけ高いかと思うのに。

＊＊＊

＜会う：３＞

8月にプチ同級会があるそうな。
6年ぶりに会う友人たち。みんな同じ年。

オンナの40前は、オンナっぷりにだんだん差が出てくるお年頃^^;
これから約1ヶ月アンチエイジングに励もうと思う。

とりあえず、血の入れ替えでもしてみるかな…

もちろん、うそです。

ランチで夢と愚痴？を語る

シゴトでも非常にお世話になっているwith ink.さんとらんらんらんち♪

雰囲気良くて、ゆっくり話せて、できればご飯も美味しいところ…
埼玉って意外といいお店がないのです。
さすがにジャスコの中のお店じゃつまらない。
というわけで先日知人に教えてもらったばかりのお店に。
マッチャくんでGO！

天気が良く、窓から見える雑木林にはきらきら木漏れ日。
手作りガラスのコップ、ひとりひとり違う器、
大きな1枚板のテーブルと、時代を感じさせる梁。
頼んでから、食事が出てくるまでの時間の長さも気にならない。
ゆっくりと時間が流れているかのようなお店です。

　　　　雑穀米セットです♪
　　　　ごはんの中に入っているのは「ひよこ豆」。
　　　　豆好きにはたまらん☆

とはいえ、おしゃべりの内容は愚痴あり、夢あり。
一緒にシゴトをするたびに「プロ」を感じさせてくれるwith ink.さんの
ちょっぴりブラック？なトーク。
私のミドレンジャートーク（何じゃそりゃ）。
見ている目線の高さに感心するばかり。
まだまだ頑張らないとね～

おなかもココロもいっぱいになりました。

今日からまた頑張る元気をたくさんたくさんいただきました。
ということで、今までシゴト仲間だったwith ink.さんは「トモダチ」です（笑）
またらんらんらんち♪しましょうねん！

お店の前の小さな花を一生懸命撮影しているwith ink.さん。
ははは、写真出しちゃってゴメンナサイ↓

このお店についてのちょっとかっこいい記事はこちら↓

「時を売る」店

ごめんね100円運動実施中

久しぶりに長電話。
年は離れているけれど、親友と呼べる友達。
こんな妹がいたら楽しいと思う、大好きな友達だ。

さて、最近ママ友達ができた彼女。
その人間関係で色々あって、少しだけ気分が落ち込んでいる様子。
ちょっと気になるメールをもらって、
ちゃんと話を聞いてみようと私から電話をかけた。

で、色々話をしていたら、彼女の口癖に気がついた。

それは

「ごめんね」。

彼女は、とても素直でまっすぐで謙虚な人だ。
人間関係を決して人のせいにはしない。
その姿勢にはいつも感心し、尊敬してる。
だけど、それが強すぎて「全部自分のせい」になってしまうようだ。

「こんなネガティブな話聞かせちゃってごめんね」
「わざわざ電話もらっちゃってごめんね」
「遅くまでごめんね」

…

ちょっと待て。謝りすぎである。
気持ちはわかるが、彼女が謝ることなど何もない。
ネガティブな話を聞くのも、電話をかけたのも、長電話になったのも
彼女のせいじゃなく、私がそうしたかったから。
気を遣ってるわけじゃない。
それを謝られるのは、少し悲しい。

「あのさー、必要以上の『ごめんね』は1回100円。
今日の『ごめんね』は全部『ありがとう』に変えられるから」

「ネガティブな話なのに、聞いてくれてありがとう」
「電話くれて嬉しかった、ありがとう」
「遅くまでありがとう」

『ありがとう』に変えただけで少し元気が出ない？
言われた方も、くすぐったいけれどちょっと嬉しくなる。

彼女に話して気がついた。
私も「ごめんね星人」だってこと。

「ごめんね」の方が簡単なのだ。自分の立場を下にしていれば済むから。
でも、大事な人だからこそ同じ目線で話をしたい。

「ごめんね」を「ありがとう」に。

ごめんね1回100円運動実施中。
誰に払うか？その彼女と次に会ったときのおやつ代（笑）

63410×アリガトウ

4月1日、無職の日（笑）です。

昨年の今日、「シゴトはつらいよ【改】」はスタートいたしました。
実はその前の年、12月からso-netブログを使っていたのですが
回線問題＆ID取り直し事件があって、改めて始めたのが、
この「シゴトはつらいよ【改】」です。

1年間で177個の記事を書き、1490ものnice!をいただきました。
そして、PVも63410！！！もうビックリです。
全ての皆さんに感謝です！！！
本当にありがとうございます。

最初は「シゴトはつらいよ」的な愚痴を書き綴ろうと思ってました。
ブログを始めるまで、愚痴ばかり言ってたのです。

だけど、シゴト上で楽しかったこと、嬉しかったこと、
愚痴や勝手な意見などをブログに書くたびに、
皆さんからたくさんコメントをいただいて、
元気や勇気や涙や笑い、
大きな励ましと少しの自信をもらいました。

ブログに書くことで思いが整理できるんですね。
読み返すと、自分が書いたものなのに
「小さいことでグチグチ言ってるなー」とか
「すっげー嬉しいじゃん、こんなことあったら！」とか
ものすごく客観的に見られる効果もあったりして。

で、気付いたことは「やっぱり私はこのシゴトが好き」なんです。
自分でもビックリするほど、
この1年でシゴトに対する思いが変わりました。
好きなことをシゴトにできてるなら、頑張らないと、って。
後ろ向きになってる場合じゃないぞ、って。

ある人から「シゴトはつらいよってタイトルだけど、つらくないでしょ？」と
聞かれたことがあります。
もちろん楽しいことばかりではなく、愚痴も山ほどあるけれど、
シゴトをつらいと思うことはなくなりました。
少しは前向きに頑張れるようになった自分がいます。

すべて、ブログの効果です。

そして、ブログを続けてこられたのは…
読んでくださる皆さんのおかげです。

ほんとに、ほんとに、ほんとに、ありがとうございます！

言葉では言い表せないくらい、感謝のキモチでいっぱいです。

明日からまた、11年目で4年目で契約1年目^^;のシゴトが始まります。

これからも、嬉しいこと、悔しいこと、楽しいこと、悲しいこと…
シゴトにまつわる色々なことを中心に
つたない文章ながら、書き綴っていきます。
あきれずにお付き合いいただければ、HAPPYです。

今までこのブログを見てくださった皆様…

アリガトウ！！！！

桜の季節のおめでとう

今日、甥っこ1号が小学校を卒業した。

コドモのいない私が
それを寂しく思わずにこれたのは
甥っこのキミ達がいるからだ。
（ちなみに2号は今度小3）

生まれた時から知っていて、
血のつながりはないけれど
ず〜っと見てきた。
いっぱい遊んだ。
公園、プール、遊園地、ショッピングセンター、科学館。
親が一緒にいなくても平気なキミ。
それをいいことに
色んなところに連れ回した。
コドモがいなきゃ行かないようなところも
一緒に楽しませてもらったよ。

まだまだガキンチョで
遊びに来ては
やれ
トランプやろう
マンガ貸して
ゲームやろう
サッカーやろう
…とうるさいキミだけど。

声がわりもしてないし
風呂あがりには
フルチンで走り回ってる。
毛もまだだな(笑)
ま、そろそろパンツくらいははこうよね…。

随分生意気になったけど
すぐ泣きべそかいて
ふてくされるのは
小さい頃から同じ。
ふとした表情が
赤ちゃんの時と変わらない。

そんなキミが
もう中学生になるんだなぁと思うと
感慨深い…。
私も中学生の時には自分を大人だと思ってたもんな。
きっとキミもそうだよね。

これから、もっとたくさんの人と出会って
世界がどんどん広がって
色んなことに悩みながら
オトナになっていくんだろう。

願わくば
オトナになっても「叔母さん」と呼ばず
今までのように「☆☆ちゃん」
と呼んでおくれ。

卒業おめでとう。

これからもキミを応援してるからね。

ダーリンはメダリスト

冬季オリンピック真っ最中。
毎日ワクワクしながら競技を見ている。
フィギュアもばっちり見ましたよー！
おかげで寝不足ですよ。目の下のクマが消えませんよ。

さてさて。
先日とある競技を見ていたら、見たことある名前が。

「Ｔくんだ！うおー、解説やってんじゃん！」

Ｔくんは、高校時代の友人の夫である。
「ダーリン、どんな人！？」
「あー、スポーツやってる人。めちゃ地味な競技だけど。
　一応メダリストなんだよね…」
「ええええええっ！！！」
すごい。すごい。

Tくんはアルベールビルオリンピックで銅メダルを取った人だ。
2回ほど妻である友人と共に遊びに来てくれたことがある。
その頃はフツーにへんてこりんなアフロ風髪型のヘンなにいちゃんだった。
競技は既に引退していたが、競技についてのことを
面白おかしく話してくれたのを今でも覚えている。
あまりに話が面白いんで、
「スポーツキャスターとかになったらいいのに」
と勧めたような記憶がある。
長野の時も、ソルトレークの時も解説で出てた。
やっぱり声がかかるんだねー。うんうん。

Tくんがやっていたのは、ショートトラック。
実は、Tくんと話すまでこの競技のことは良く知らなかった。
フィギュアとかジャンプとかみたいなメジャーな競技じゃないと
そりゃあ続けるのに大変らしい。
アマチュアだから競技でお金稼げないし。
仕事しないと食えない。でも、練習積まなくちゃダメ。
一流になるには、時間が必要なだけじゃない。
道具にもリンクにも相当なお金がかかるんだよね。

当たり前のことだけど、聞くまで気付かなかった。

期待されている競技ではメダルを取れなければ叩かれる。
で、頑張って世界の舞台に立って、銅メダルを取って…

もらったのはたったの100万円。

100万円じゃ１年も生活できないよ。
ちなみにTくんは、オリンピックの直後に車ぶつけて、
全部修理代に消えたそうで（笑）

そんなTくんとの会話を思い出しながら、冬季オリンピックを見ている。
現在、日本はメダルゼロ。
残念ではあるけれど、メダル取れなくたっていいじゃん。
そう思う。

世界の舞台へ出るまでのすっごい努力や苦労は、
私たちには見えない。その時の結果しか見えない。
そこまで頑張った人たちに、画面のこちらから
「がんばれー」を贈るのみである。

でも。
「うおー、そんな中途半端じゃダメだー！」
って、公共の電波で…
それは解説じゃないからね、Tくん（笑）

みんな、がんばれ！

チチのおもひで

チチ。
遅々ではない。乳でもない。今回は、父の話。
（どっかで見たような始まり方^^;）

今はなき、以前のブログ「シゴトはつらいよ」には何度か父の話を書いた。
（paranaさんの影響が大きかったデス）
どうも、春が近づくこの季節になるとちょっとだけ父親のことを思い出すのだ。
父は、今から6年前の春が近づく明け方に亡くなった。
亡くなってからの方が思い出すことが多い。
ははは、何とも親不孝な娘だ。

両親は中学の時に離婚していて、その原因は父親にある。
父にそっくりの娘。父は私のことが大好きだったらしい。
でも、小さくても女の子はお母さんの味方。
小学校の頃から母の話を聞くたびに、泣き顔を見るたびに
「お父さんキライ！」という思いが強くなっていた。
詳しくは書かない（いや、書けない！）けれど
父のした数々のことは、そりゃー褒められたもんじゃない。
離婚されて当たり前なんである。
しかも、離婚して別々に住むようになってからも
いきなり家の電話が止まったり、
強面のおじさんが「お父さん今どこにいるの？」とたずねて来たり（笑）
そのやんちゃっぷりはとどまることがなかった。

父に、会いたいと言われてもかたくなに拒否した。
母にさえ「会ってあげなよ」と言われるくらい拒否しまくり。
離婚してから亡くなるまでの17年で、会ったのは数回だけ。
そのたびの父の所業は、私の中では伝説である。
坊主頭にサングラス、全身白のスーツにエナメル靴で現れた父。
成人式に絶対送っていく！と行って軽トラで来た父。
結婚すると告げた途端、手土産の焼酎を飲み干して泣きだした父。
ちなみに一升瓶を持っていったのだけど…
あ、しまった！このことだけでブログの記事が3本書けた（笑）

まあ、とにかくとんでもなく子供でやんちゃな父。
いつも唐突で、現れるたびにビックリさせられまくってた。

そして、亡くなる時も唐突だった父。
連絡をもらった時、私がいたのはバンコク。
会社の研修旅行の真っ最中。
研修がすべて終わって、翌日はやっと自由行動！という夜だった。
慌てて手配した帰国便はビジネスクラス。
ひとりで乗る国際線。夜の便。
飛行機の暗い窓に自分の顔が映っていた。

唐突で、ビックリさせるのはやっぱり父だなぁ…。
前の日の昼間、飲み友達と花見で一杯、楽しく酔っ払っていたらしい。
ほんとにほんとに唐突。
悲しいというより、あまりに父らしくてちょっと笑ってしまう。

久しぶりの父は、何も言わず穏やかな顔をしていた。
帰りの飛行機で見た自分の顔を思い出す。
やっぱり私は父に似てるんだなぁ…と思ったら少しだけ泣けた。
お父さん、会いに来なくてごめんね、って
その時初めて素直に思った。…ごめん。

今頃思っても遅いんだぞーって、父が笑った気がした。

もうすぐ父が亡くなった日がやってくる。
ますます父に似てきた私、タバコと酒を持って、父に会いにいく。